【USDJPY】6年ぶりの為替介入の成否は来週以降に持ち越し!
6年ぶりの為替介入に揺れた一週間でしたね。先々週あたりからやたらと介入の噂が出回っており怪しい雰囲気があったのですが、相場ではサプライズとなり心理的にはそれなりの効果が見られたようです。
[サポート][レジスタンス][トレンド]
[日足] 83.80
90.20 ベア
[週足] 82.00 90.20 ベア
ドル円は久しぶりの介入でしたが海外の評判はあまり良くないようですね。ただサプライズであったのは確かですし、83円を大きく割り込むと手遅れになったかもしれませんしので、あそこで止められたのは良かったと思います。また、菅政権では円高を容認するといったイメージを払しょくできたインフォメーション効果もあったでしょうから、円買いの過度の過熱感は払しょくされるのではないでしょうか?とにもかくにも短期的には一定の効果があったと見ています。
さてテクニカル的に見た場合ですが介入で85円Highまで上昇しており、日足の短期線をぶった切りました。週末も高値で引けており来週84円を維持できるなら、5/5からの下げ基調が一旦おさまると思います。ただし、そのためには84円を維持したまま、86円に乗せる必要があります。現在位置している85円Highには日足のレジスタンスラインが位置しておりこれを明確に切り上げないとトレンド転換になりません。そのためには来週以降の動きが重要となります。上抜けると89円Highまでの上昇余地が生まれますので、買いを考えても良いと思います。一方で84円を割り込むとなると再び円高基調に戻ってしまいますので、一気に下押しする可能性も少なくありません。
上記のようなことから84or86円のどちらをブレイクするのか?非常に重要になってきますので、来週も目が離せませんね。86円を越えていくようなら介入成功と言えるでしょう。また今後の介入については再び83円を割り込むなら追加介入を考えるでしょうが、そこまで下げないならしばらく様子見だと思います。最終ラインはドル円で80円、ユーロ円で100円が目途でしょうから、現状あまり無理はしてこないと考えています。
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