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ぺそぎん時計

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2009年5月 9日 (土)

「偽りの夜明け」でもすがりたい気持ちは理解できるけど・・・。

ユーロドルは1.36ドルを越えてチャート上のレジスタンスラインにタッチする形になっています。テクニカルについては明日詳細にコメントしたいと思いますが、今日はファンダメンタルズについて久しぶりに考えをまとめてみたいと思います。



【米国/USD】

新規失業保険申請数が上げどまりつつあること、昨日の雇用統計・失業率からみるに雇用状況については悪化度合いがそろそろ緩和してリストラが一巡したのではないかと思われる。ただし、かつての日本と同じく新規雇用が始まり失業率が改善するとは思えず、失業率は10%に届くことになるだろう。実体経済においても民間の資金需要低下などの影響が見られることは、かつての日本と同じ状態が進んでいる証左だと思われる。クライスラー破綻に続き、GMもチャプター11申請または国有化が規定路線であり、悪影響は避けられない。金融機関についても今回のストレステストはいろいろなブログで述べられているように詭弁的な内容であり、今後引き続き資金増強の必要が出てくるだろう。

現状の相場は良い材料だけ織り込んでいる状態であり、すべての良い材料を織り込んだ後は下がるしかないと推測している。ポイントになりそうなことは、1)オバマ大統領への期待後退局面、2)金融機関のストレステストの結果を受けての資金投入後に更に追加資金投入する局面、3)FRBの信認失墜、4)米国からの資金流出などが考えられる。



【欧州/EUR】

ECBの金利引き下げは一段落したが、欧州金融機関の状況はかなり危険な状態であることは認識しておく必要がある。内容はもかくストレステストを実施した米国に対し、欧州はまったくその手の話が出てきていない。裏読みすればストレステストすら出来ない状態にあるともいえ、欧州発の金融危機もありえるのではないかと思う。また以前から述べているが、欧州各国で経済状況が違うにも関わらず、ECBが金融政策を一本化していることからそのミスマッチが景気の足を引っ張る可能性があり、注意するにこしたことはない。内需についても米国に負けず悪いことに疑いはないことからもユーロについては急落について注意しておきたい。



【日本/JPY】

株価は上昇しているものの、企業決算は悪い。2009年度の企業業績も悪化を見込んだものとならざるを得ず、10000円の大台を回復するのは難しいのではないだろうか?ただし、米国・欧州に比べ潜在リスクが少なく、また流動性の観点からすると円が買われる可能性は低くない。そういう意味では不景気下のトリプル高という可能性もありえる。相対的に円高傾向は強いと思われる。ただし、米国経済とのカップリングが強い場合、過度の円高は是正されることもありえる。その場合は90円台で推移する状態が長く続くことも想定しておきたい。

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